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振り返ってみれば、昔欲しかったものは
ほぼ全て手に入ったかもしれない。
20代前半の、色んな事に苦しみもがいたあの頃。
心温かい人々との関わり。
規則正しい生活。
そこそこ整理できた部屋。
たくさんの趣味。
自炊生活。
心の安定。
無いのはお金くらいかな。
たくさんの試練を乗り越え、
約5年の歳月を経て手に入れた。
一般的に5年が早いのか遅いのか分からない。
辿り着くまでは長い道のりに思えたが、
振り返ってみるとあっという間だった。
私にとっては早かった。
さて、次なる目標は…。
人生本当に色々あるけど、
誠実に生きるならば、必ず結果はついてくる。
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『何かおもしろい事をやりたい!』
って、アクティブな事を簡単にやっちゃう人が
羨ましいと思う事があった。
私も真似しようと思った事もあったけど、
1人じゃおもしろい事が何なのか分からなくて、
結局現実じみた事しかできずに終わる。
そんな自分が正直嫌だった。
でも、そんな自己嫌悪に陥るのは、
私がつまらない人間だからじゃない。
他人と比べてしまうから、自分が嫌になるのだ。
私はおもしろみの無い人間だけど、
平凡な日常から幸せを見つける事が得意だ。
おもしろい事をしようとジタバタしなくても、
今日一日が充実していたと、満足して終えられる。
それで充分なのだ。
もしおもしろい事をやってみたいと思うのなら、
友達にお願いしてみたら良い。
他人と同じ事ができないからって、
自分を責めなくて良い。
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人を大切にすることと
人に好かれることに執着することは違う。
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あらゆる人間関係の中で、
人に好かれたい、嫌われたくない
という執着を捨てる。
道理や思いやり、感謝を大切にしながら
私らしく生きる。
それが私の目標。
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どんなに誰かに憧れて
その人の真似をしてみたって、
結局うまくいかないんだなぁ。
むしろもしかしたら、
その誰かも私みたいに生きたいとか
願ってたりして。
結局ないものねだり。
人を尊敬するのは良し。
でも、羨んだりせず。
自分は自分。
目の前にある課題にしっかり向き合えば
好きな自分になれたりして。
もしかしたらオマケで、気がついたら
憧れていたものを掴んでたりして。
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幸せの定義は人それぞれ。
身近にある幸せを見つけられる自分になる。
身近にある幸せを共有できる人と出会う。
それが私の幸せ。