■
「絶対、絶対ばかり言って…」
「『絶対』を押し付けるのは独裁者だ!」
と、大切な人に言われたのは1週間前のこと。
この言葉は
私の心の奥深くまで鋭く突き刺さった。
私の父は正義感が強く、
「自分の意見が絶対に正しい」
という思い込みが凄かった。
私も、そんな父によく似ていたと思う。
振り返ると、いくつも思い当たるのだった。
過去の自分を消してしまいたいくらいに
本当に本当に恥ずかしい。
色々あってそういう私の悪いところは
いつのまにか小さくなっていったけれど。
それでもまだ
私の中の『独裁者』は無くならない。
大切な人との衝突は
私の中の独裁者を消滅させるのに
必要な試練なのかもしれない。
自分を認めて欲しければ、まずは相手を認めよう。
って、誰かがそう言っていたな…