「絶対、絶対ばかり言って…」

「『絶対』を押し付けるのは独裁者だ!」

と、大切な人に言われたのは1週間前のこと。

この言葉は

私の心の奥深くまで鋭く突き刺さった。

私の父は正義感が強く、

「自分の意見が絶対に正しい」

という思い込みが凄かった。

私も、そんな父によく似ていたと思う。

振り返ると、いくつも思い当たるのだった。

過去の自分を消してしまいたいくらいに

本当に本当に恥ずかしい。

色々あってそういう私の悪いところは

いつのまにか小さくなっていったけれど。

それでもまだ

私の中の『独裁者』は無くならない。

大切な人との衝突は

私の中の独裁者を消滅させるのに

必要な試練なのかもしれない。

自分を認めて欲しければ、まずは相手を認めよう。

って、誰かがそう言っていたな…